いつかみらいで

漫画、アニメ、舞台

『弱虫ペダル』IRREGULAR〜2つの頂上〜

※この記事にはネタバレ、否定的な意見、腐発言、夢思考となんでも好き勝手かくのでご了承ください。



舞台『弱虫ペダル

10月10日名古屋公演、10月22日東京公演に行ってきました〜!

感想は、普通におもしろくて可もなく不可もなくって感じかな。

巻ちゃん推しの東巻好きなわたしは東堂巻島が主役って発表あったときからめちゃめちゃ期待してたんだけど、ちょっとハードル上げすぎた感は否めない。まあこれは完全に勝手に上げてただけなんだけど。

前作がIH3日目ですごく熱いものだったからそれに比べると熱さはなかったかな。それは原作がそうだからしかたないけど。ただペダステ好きで東堂巻島好きなら普通におもしろかったとは思う!


小越さんが坂道くんに決まったとき、正直全然合わないと思ってて。小越さんはなんでもさらっとこなす優等生タイプだと思ってるから、ペダステの熱さやいい意味での泥臭さを出せるのかなって。まあキャラビジュ出た時点で「おごちゃんなんてかわいいの♡天使〜♡」てなってたくそちょろおたくなんですけども。

実際見てみて、悪くはないんだけど…!ないんだけども…!て感想でした。かわいい坂道くんなんだけど、おたくには見えないしなんか強そう。坂道くんって普段はよわよわででも自転車乗るとすっごく強くなるときがあって…わたしの中ではこういう子なんですけど、小越さんの坂道くんはいつも強そう。植ちゃんの真波もめちゃめちゃ強そうだから、あの2人1年生のくせに頂点に君臨って感じ(笑)IH3日目最後に争った2人だから間違ってはいないんだけど。

なんだかんだわたしは小越くんが大好きなので、いろいろ思うことはあるけど、やっぱりかわいいしかっこいいしヒメヒメをはりきってキレッキレに踊る姿はめちゃめちゃキュートだし、先輩方からかわいがられてるのを見ると幸せな気持ちになるし。これからペダステが続いてくなら、やっぱり小越くんの坂道くんが見たいなあって思ってます。


上にも書いたんだけど、私は原作・アニメ共に巻島推しの東巻好きなので、その2人が主役ってことでものすごーく楽しみにしてたんですけど、東巻的には可もなく不可もなくって感じでした。キャラとして巻ちゃんも東堂も大好きで、でもやっぱり舞台キャストと切り離して見ることはできなくて。舞台化するにあたってはキャストありきだと思ってるので、中の人って私の中ではすごく重要なんですよね。で、好きな人には申し訳ないんですけど、私は東堂役の人が苦手なんですよ。基本的に自分のミスで炎上する俳優を応援しようって思えないので。だからどうしてもそのことがちらつくし、それを消す程の力も感じられなかった。あとは声フェチなので声が苦手だとどうしてもときめけない。でもこれは本当に個人的な意見なのであまり気にしないでください(?)


巻ちゃんはね!巻ちゃんはね!もー本当に愛しさ大爆発だった。キャラ補正がめちゃめちゃかかってるのを前提として、それでもそれ以上に美しくてかっこよくて愛しい巻ちゃんでした。巻ちゃんのスペアバイク大好きだから、再現してくれて嬉しかったー!1年生巻ちゃんの登場するシーンが可愛くて可愛くて涙出るかと思った。誰かと走れることを楽しみに浮かれる巻島裕介(15)天使かな??自分のこと「裕介」っていう巻島裕介(15)天使かな??巻ちゃんのちょっと浮世離れしてて天然ぽいところをやらせたら廣瀬智紀は抜群に良いですね。まあ原作の巻ちゃんそこまでふわふわしてないけど笑。 仲間と走ることを楽しみにしてた巻ちゃんだけど、まあはじめは上手くいかず。寒咲さんに『自転車は好きか?』って聞かれて『好きです自転車はちゃんと楽しいス』って答える巻ちゃんが切なくて愛しくて胸がキューってなった。そんな巻ちゃんが自分の走りを見せて、それを認められて同学年の仲間が出来て、後輩が出来て、後輩の目標になって。最後はIH優勝して表彰台の上で泣いちゃうの、言葉にできないくらい素晴らしくて巻島裕介は最高だなって思う。

『巻島さんは世界一速くてカッコいいクライマーです!』の坂道くんに大賛成です。


ギャグパートは安定のおもしろさですごいな〜!部長2人も鳴子泉子小野子もさすがです。鳴子泉子小野子の3人は可愛いしおもしろいし全日程分DVD入れてくださいって感じ。てゆーかもう本当舞台始まってから終わりまで太田さんの美しさが極まりすぎてて確実に『美』だった。お顔も美しいし、声も良すぎるしで太田さんすごい。勝てない(?)

あとビックリしたのが章平さんがすごく田所さんだったこと!キャスト発表になったとき、小越さん同様章平さんのことも田所さん合うか…?って思ってたんだけど、実際見てみたらピッタリだった!なんていうか喋り方だったり、動き方だったり、1つ1つが田所さんだった!やっぱり実際見てみないとわからないなあってしみじみ思いました。


ヒメヒメは小越さんがかわいくってかわいくって。キレッキレのダンスしてるのかわいくってかわいくって。いいことかはわからないけど、あのキレッキレのダンスしてるの見ると「あぁ、リョーマだったんだよなあ」ってなんかすごく懐かしくなっちゃってちょっと切なくなりました。7代目が大好きだったから今でもたまにふとしたところで感傷に浸ってしまうんだけど、みんなそれぞれが前に進んでキラキラしてる姿を見せてくれることがとても幸せです。たまに7代目の繋がりを見せてくれるのもとても幸せです。7代目について話し出すと長くなるからここまでにして(笑)ペダステっていう新しい場所でまた新しい小越さんを見ることができて幸せだ!って話です。


全体的に楽しくて特に不満とかはなかっあんだけど、どうしても1つ納得できないことがありまして。巻島と東堂の勝負が続いてくってのが、うーん…。まず巻ちゃんは東堂に『俺らの勝負は終わったと思うか?』って聞いたところから「ん?」って思って、2人の勝負が坂道くんと真波くんの後輩2人に繋がっていくってのがなあ…。後輩2人は確かに先輩から受け継がれていくものをきちんと受け取っていると思うんだけど、2人の勝負は2人の勝負であって、巻島と東堂の勝負もまた2人だけのものだと思うんだよなあ。巻ちゃんと東堂の勝負が続いてるんだとしたら、それはまた2人で勝負するんじゃないかな?渡辺先生もまた2人で走ることはあるかもしれない、って言ってたみたいだし。

私と一緒に見に行った友達はこのにひっかかってたんだけど、この解釈を良い!って言ってる人もいたし、人それぞれなんだなあ。私と舞台公式は解釈違いを起こしてしまったってことですね。


いろいろ言ったけど、結論!

『巻島さんは世界一速くてカッコいいクライマーです!!』